高山別院(照蓮寺)

京都の東本願寺を本山と仰ぐ、真宗大谷派の別院

高山別院は、正式名称を「光曜山照蓮寺」と称し、京都の東本願寺を本山と仰ぐ真宗大谷派の別院です。 その起源は鎌倉時代に遡り、開基は親鸞聖人の弟子、嘉念坊善俊。 善俊は、後鳥羽上皇の孫とも皇子とも言われ、伊豆の三島で関東より上洛途中の親鸞聖人の門弟となったと伝えられています。 当初、善俊は白川郷鳩ヶ谷(現在の大野郡白川村)に。その後、同郷飯島に専修念仏の道場を構え、正蓮寺と称したのが始まりとされています。 1703年、十七世一乗は東本願寺に献上し、以来本山の掛所「高山御坊」となりました。 明治以降は真宗大谷派高山別院光曜山照蓮寺と公称しています。 照蓮寺は8回に及ぶ火災と再建の歴史があります。 近年も明治8年(類焼)、昭和22年(類焼)、昭和30年(放火)と3度焼失しています。 焼失の度に飛騨門徒の浄財と労力を結集して木造檜皮葺、20間(36m)四面の本堂と、壮麗な彫刻を施した山門等を再建してきました。 しかし放火で本堂を焼失したのちは、規模を縮小して耐火建築で建立し、現在に至っています。 大きな正門、境内はとても見ごたえがあります。

アクセス
高山濃飛バスセンターより、バスで10分「別院前」下車

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